「コロンビアーナ」を観たじょ！

コロンビアーナ [DVD]

 1992年、南米・コロンビア。マフィアの幹部を父に持つ9歳の少女カトレアは、マフィアの大物の差し金により、目の前で家族を惨殺される。必死に逃亡し、叔父を頼って米国シカゴにやってきた彼女は心に復讐を誓う。

15年後、そんな思いを抱いて成長したカトレアは凄腕の殺し屋として暗躍。標的を始末する度に現場に残すカトレアの花は、憎き仇をあぶり出すためのアイテム。やがてマフィアが本気で彼女を追い込もうとしたとき、予期せぬ事件が相次いで起こる。新たな悲劇、新たな悲しみ、そして新たな怒り。すべてに決着を付けるべく、カトレアは銃を手に取る。
心を引き裂かれ、絶望に打ちひしがれるカトレアの復讐の炎が、静かに、しかし激しく燃え上がる!

映画『コロンビアーナ』予告編 - YouTube

というわけで、リュックベッソン十八番の殺し屋映画です。

とはいえ、「ニキータ」「レオン」には及ばず…。

主人公カトレアの少女時代を演じているアマンドラ・ステンバーグのオーラがすごい。目力が半端ない。

この作品の中で一番好きだったのはこの子供時代とアクションシーン。

復讐を誓って殺し屋になる前の少女時代から、既にセンスを持ってたことが分かるエピソードがカトレアというキャラクターを描くうえですごくうまく働いてた。

むしろ、大人になって殺し屋稼業に身をやつしてから、クレバーであろうとする描写もありながら、根本的に（というかストーリ上）全然クレバーじゃなく抜けてるところがあってちょっと醒めてしまったり。

土曜の夜に家でチューハイ飲みながらDVDで観る分には十分面白いです。
あとやっぱり華奢な女の子が活躍するアクション（そしてニキータと同じく因縁の相手・大体が渋みを増したおっさん笑と互角に戦う姿）にはスカッとするので良し悪しはさておき好みの映画でした（笑）

「ジャンゴ 繋がれざる者」を観たじょ！

またタランティーノ。

ジャンゴ 繋がれざる者 [DVD]

1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ（ジェイミー・フォックス）は、賞金稼ぎのキング・シュルツ（クリストフ・ヴァルツ）の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ（レオナルド・ディカプリオ）のところに妻がいることを突き止め……。

話は全然変わり、学生時代はアメリカ文学を専攻していて、３年生までひたすら南部文学をやっていた。
フォークナーとかキャサリン・アン・ポーターとかテネシー・ウィリアムズとか。
なんだか私はあの独特の感じ、文章から漂う重たい空気感（なんとほわほわした表現）が苦手で、最終的にはサリンジャー（南部関係ない！笑）を読みだしたんだけどまたそれは別の話。その時にちょうどKKKを正義の味方として称える映画（しかもこれが当時大ヒットした）「国民の創生」を見たりしたんですけども、ジャンゴはちょうどその時代を背景とした映画です。

とはいえ、タランティーノだな、と思うのは鬱々とした感じ、説教くささは一切なくって、あくまで娯楽作の西部劇として作り上げた点。
ハリウッド映画の中でアメリカン人がこういうネガティブな過去を映し出すことが無かった中、「国民の創生」を明らかにイメージしたKKKを模した集団たちがドクター・シュルツによって面白いくらい勢いよく爆破されるのは、気持ちいい（笑）

かつて映画がKKKのプロパガンタと化してしまったことをしっかり批判している姿勢が、あー本当に映画好きなんだなーと思った。個人的には「イングロリアス～」よりヤマ場があって面白かったし（笑）

そして、いい演技をしてるのが、悪役のレオナルド・ディカプリオ。
J・エドガーのおっさんといい、ウルフ・オブ・ウォールストリートといい、タイタニックの時のキラキラ王子様キャラ（彼は庶民役だけど・笑）からは一皮も二皮も剥けた感じ。
やっぱりイケメンは年を重ねてくるといい味でますね（笑）
この間テレビ見てたらもう彼も３９と立派なおっさんになってて驚いた。
そりゃ、「レオ様かっこいいー」とか私が言ってたの高校生で今OLなんだからレオ様もおっさんにもなるよね。
いやはや時の流れは無常。

というわけで話を戻すとタランティーノ流なんちゃってマカロニウェスタンなんでぜひ。

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』日本版予告編 - YouTube

「ローラーガールズ・ダイアリー」を観たじょ！

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

保守的な母親から美人コンテストで優勝したら将来きっと幸せをつかめると言い聞かされ、コンテストへの参加を強いられる日々に飽き飽きしていたテキサスの田舎町に住む普通の女子高生ブリスは、ある日“ローラーゲーム”の存在を知り、試合を観て完全に魅了される。エレンペイジ、ドリュー・バリモアほか出演、ドリュー・バリモア初監督の爽快スポーツ・エンタテインメント。

正直あんまり期待してなかったのですが、最初のコピーの通り「爽快なガールズ・ムービー」でした。

エレン・ペイジはどこか垢抜けない頑張る女の子を演らせたら本当にいいな、と思う（誉め言葉）

母親の期待通りの娘でいることに嫌気がさしたときに出会ってしまうわけ、衝撃的に！ローラーゲームに！
この出会いのシーン、とてもいいです。
なんやかやあって入団することになった万年最下位のチームですが、このチームメイトやらライバルがまたいい味だしてる。笑

監督のドリュー・バリモアやらタランティーノでお馴染みのゾーイ・ベル、エトセトラエトセトラ。

初めは初心者丸出しの彼女ですが、天性の才能からスター選手になっていく…。
特に母親との衝突を乗り越えて、自分の好きなローラーゲームへ向かっていくラストシーンは格別です。

女の子は是非。女の子ならずとも爽快で、観終わった後すごく気持ちいいとおもうので。笑
サントラもよいよ！

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』予告編 - YouTube

夏休みの宿題は30日くらいに始めて、提出日よりも遅れて出すタイプ。

異動の内示がありました。

現場で会う同期、知り合いから「みよちゃん…まじがんばってね……のみいこ」と肩を叩いて励まされる日々です。

 

 

 

ごきげんよう。

みよコです。

 

 

皆、異動先を死地か何かと勘違いしてる。

 

ま、最悪ですよね！

 

というわけで、急遽３月から異動。

一緒に異動する同期は泣いて嫌がっていた。笑

 

……とここまでの内容が、下書きで保存されていた２月の私の近況であって、３月末に差し掛かろうとしている今、怒涛の忙しさです！笑

精神的にも物理的にも！

 

現場の先輩からも「最近、見ないと思ったら今年もそこなんだ！まじがんばってね笑」と相変わらずニヤニヤされています。

 

他人事だと思って！でも構ってくれるのは嬉しい！笑

 

引っ越しも無事終わりまして、未だに段ボールにまみれて生活しています。

4月までに全段ボールを退治するのを目標に荷ほどきしたい。

 

本当にタイトル通り連勤真っ只中に引っ越しだったのに全然部屋引き払う片付けしてなかったから、次の日仕事なのに徹夜で片付けたよ。

 

25年生きててこの計画性のなさだから、私のなかには脈々と無計画の遺伝子が受け継がれてるんだと思う。

 

まだ見ぬ我が子よ(相手すら未定)ごめんね。

 

 

引っ越しのせいですっからかんだよ！まったく！年度末忙しい仕事の人はいよいよ佳境かと思うけど頑張りましょう。

 

 

 

 

古い記事を

整理しようかと思っています。
恥ずかしいことこの上ないから！笑
ただ映画を観ての感想は残しておきたい。
むむむ。

「100円の恋」を観たじぇ！戦う、えいが。たたかう、女。

予備知識なしにポスター飛び込みで観た映画があたると嬉しくて言いふらしたくなるよ。

ごきげんよう。

みよコです。

というわけで観てきました。

で、よかった。「100円の恋」

32歳の一子（安藤サクラ）は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。

ある日離婚し、子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と同居をはじめるが折り合いが悪くなり、しょうがなく家を出て一人暮らしを始める。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。

心に問題を抱えた店員たちとの生活を送る一子は、帰り道にあるボクシングジムで、一人でストイックに練習するボクサー・狩野（新井浩文）を覗き見することが唯一の楽しみとなっていた。

ある夜、そのボクサー・狩野が百円ショップに客としてやってくる。狩野がバナナを忘れていったことをきっかけに２人の距離は縮めていく。なんとなく一緒に住み始め、体を重ねるうちに、一子の中で何かが変わり始める―――。

 （公式サイトより）

映画『百円の恋』予告編 - YouTube

上映中でもあるので、相変わらずのネタバレ感想は下。

ボクシング映画と知らずに見た。

安藤サクラの作品はこれまであんまり観てきてなかったとおもうけど、この映画は彼女の演技がなければ、ここまで惹きつけられなかったと思う。

32歳、ニート、だらしない身体にだらしない生活（おまけに処女）。

もうこのブサイクさっていったら（誉め言葉）観てる私たちのほうが「あーっ」って痛々しくて目を覆っちゃいたくなるくらいで、安藤さん演じる一子はもう完全に目が死んでるわけ。

それが、引退間近のボクサー（後に大変なダメ男と判明。まじツボ）とボクシングとの出会いで変わっていく。

ボクサーに捨てられた後も、どんどんボクシングにのめりこんでいく一子の目。

どんどん生気を取り戻していって、ああ、このひとは死んだまま生きてきたんだな、ってのが誰にでも分かるぐらいの熱を感じる。

これまでダメダメで、好きでもない男にヤられちゃって、好きな男は他の女について出て行っちゃって、くそみたいな負けっぱなしの一子の人生だけど、その中でだめなまんまじゃない何かっていうのが、一子にとってはボクシングだったんだな、と思う。

みよコはこの映画中ずっと、一子がヤられちゃった男のボディに強烈な左をいれてくれるんじゃないかとソワソワしてたんだけどそんなことはなかった（笑）

がすがす殴られまくって、（肉体的に）痛々しい試合、飛び散る汗と血、「勝ちたかった」と泣きながら、微妙な距離感でお互い画面の端っこと端っこにいるラストシーン、この一連のシーンがすごくいい。

食っちゃ寝してるときはブサイクだったのに、みるみるうちに身体絞ってきて、生気に満ちて、不器用に笑う一子がカワイイ。

残念ながら上映が終わっちゃった地域もあるけど、まだ上映この間始まったところも。

まじで！観れ！そして自分も何かとたたかわなきゃ、とむらむらする映画。ぜひ。

己の肌を知れば、春先も危うからず！

というわけで、先日春先の肌について少し話したので今日は肌のこと。

やひ！

ごきげんよう。

みよコです。

いよいよ敏感肌の方にとっては、花粉が舞うわ、黄砂やらPM2.5やら飛んでるわ、気温差は激しくなるわ、紫外線も増えてくるわで、冬以上に何かとダメージが大きい時期ですね。

もう毎度毎度になるけれども保湿！！とにかく保湿！

大事なことなので大文字にしました。

乾燥している肌は、外部からの刺激を受けやすいし肌の悩みにもつながりやすい。

まずはこれ。

◎己の肌を知るって何さ

やはりお年頃になると化粧品も色々いいものから安いものまで試してみたり、口コミをたよりに合うものを探してみたりと色々試行錯誤すると思うんだけれども、より肌に合ってて効果があるものを探すのに「自分の肌質」と「肌構造」が分かっているとより近道ができるよ、というお話。

多いなーと思うのは自称・敏感肌の人。

いや、大変だと思うんだけど、聞いてみたら保湿不足で刺激を受けやすくなってしみたり（要は乾燥している）、それなのに無添加（肌に良さそうだから）のオールインワン使ってたり（なおさらしっかり別々になっているもので保湿してくれ！！）、

何つけても吹き出物できます、と聞いたので、聞き深めてみると若くて皮脂分泌もあるのに、美容オイル配合のこってり目のクリーム使ってたり、極端な例ではあると思うんだけど、肌質に合わない手入れを続けていることで、「頑張ってるのになんで？」ってなるんだと思う。

かさつくんであればそれはどんな時？テカリは日中のいつごろ？

その時、洗顔とかメイクってどんなふうにしてるっけ？

と自分の肌質を知るのは「観察」「考察」！これです。

あと、カウンターで水分量を測ってもらう機械もありますが（そして、私ももちろんそれとなく測ってもらうけど笑）

同じ日でも食事後とそれ以外だと皮脂の分泌量が違ったり、昼と夜だったら今の時期夜の方が乾燥してたりとか、けっこう同じ自分の肌でも数値が変わることも多いので

目安程度で考えていた方がいいと思います。

かくいう私も他社のカウンターでたまたま外からデパートに入ってすぐに測ってもらったことがあって、この真冬でもほとんど乾燥しない性質なんだけど、「めっちゃ乾燥してますよ！しっとりラインのこれがおぬぬめ！」と言われ勧められたの買ったら（ここでちゃんと買って試すところが私の向上心のあるところ笑）やっぱりギトギトした！全然さっぱりラインでよかった！笑

ちなみに敏感肌と乾燥肌について分かりずらい！というヒトは以前書いたのでこれ↓を読んでくれ。（面倒くさがり）

敏感肌と乾燥肌。それってなにさ - 345 days

◎肌構造ってなんか難しい

とお思いでしょう。

でも、分かると化粧品選ぶのも楽しいよ。

例えばここで、美白化粧品の話をすると、一口に美白と言ってもいろんなタイプがあるよ。

A：できてしまったメラニンを含んだ肌細胞を押し出して美白するよ！（ターンオーバー促すよ！）

B：刺激を受けた時に発生する物質（チロシン）がメラニンになるのをブロックするよ！（カネボウの独自成分ロドデノールはこれですね）

C：できてしまったメラニンを分解するよ！（よく美白化粧品に配合されてるビタミンCがこれ）

D：刺激を受けた時に過剰なメラニンをつくりすぎないようにするよ！

と、同じ「美白」でも作用する肌の場所だったり、作用の仕方が違うので、自分の肌の悩みの原因と肌構造がわかると合わせて化粧品を選べます。

「今は紫外線対策してるけど、若い時に運動部でめっちゃ日に当たっててちょっとした紫外線でも黒くなりやすい」だったらDがいいだろうし「アレルギーもちで昔から目をこすってたら目元がくすんでしまった」だったらAがいいよね。

というように。

ただ、これをひとりでやろうとすると大変ですよね。今は美容雑誌とかもネットもあるし美意識が高い人は自分で知るのが楽しいけど、皆が皆そういうわけじゃない。

そんなときこそBAさんに聞いてみよう！（てへぺろ！）

 

◎くそほどお金と時間をかけて肌のことを叩き込まれてるのがBAさんなのだ！

なので、別に商品を買わなくたっていいので、興味がある化粧品メーカーの優しそうな人（笑）に聞いてみてください。

その時に大事なのは自分の「目的・期待」（しわをよくしたい、美白したい、シミが気になる）と「今の肌」（こういう時にこんな状況・化粧ノリ・乾燥肌オイリー肌等々）を伝えるといいと思います。

じゃないと、漠然と「美白したいんでいいの教えて」と言われてもメーカー売れ筋の美白化粧品紹介されるだけなので（笑）

まじで新商品が発売するたびはもちろん定期的に肌のことも、超研修させられてるはずなので（笑）ぜひきいてみると「なるほろー」となるのでは。

見た感じ年が近そうな人を選ぶのもおすすめです。笑

今回はこのあたりで。

ちなみに今日会社の後輩ちゃんから「みよさん、今日めっちゃ化粧のりよくてきれいですね！どっか行くんですか！」と言われたけど、普段マスクするせいで化粧が雑だっただけだし翌日も朝から仕事なので何の予定もなく、ただ口元に色味があることで肌色よく見えてるだけ。

それを伝えたら「嘘でしょ！どっかいくんでしょ！」と言われ、めっちゃにやにやされたのでうちの後輩ちゃんまじぽんこつ。しかし、そんなダメなところがかわいい、根っからのダメな男（もしくはダメな子）好きのわたし。笑