私の周りだけ勝手に空前の同棲ブームが来ている。
お年頃だからかね。
ごきげんよう。
みよコです。
そんな私も「年度末終わったころくらいに…」と匂わされ、それとなくかわしています。
と、そんな時に読んだこの漫画が面白かった。
全5巻。 町田りつ子と野々山修一は交際10年、同棲生活8年目。
恋人以上、夫婦未満の三十路直前カップル。
そんなふたりに起こるちょっとした日常を
男女両方の視点から描いた恋愛ザッピングストーリー。
というわけで、りつこ(彼女)とのんちゃん(彼氏)の話が交互にあるんだけど、のんちゃんはすごくいい彼氏。
お互い好きなんだけど、なんかうまくいかない。付き合いが長くても、長いからこそのすれ違いが男女交互の視点だから見えてきて、それが面白い。
私は「東京タラレバ娘」*1を読んだ後の荒んだ心を癒やすためにすぐさまKindleで読んだよ。笑
10年も一緒だからこそ誕生日プレゼントのネタがつきてきたり、若干セックスレス気味だったり、合コンに誘われたと言ったら「社会勉強だと思って行っておいでよ!」と言われてもやもやしたり送り出した方は送り出した方で心配したり。笑
ふたりでいるのっていいですね、となるので、お年頃の女子にも男子にもおすすめだと思います。
会社で仲いい子が彼氏と一緒に住んだり、結婚したりする子が増えてきて、それはとてもおめでとうなんやけども、遅番のあとのご飯とか仕事のあとの飲みとか誘いづらくなって哀しい。しょんぼり。
女祭の面々にも言ってたけど、彼氏がいなくてもやっていけるけど、女友達がいなくなったら孤独死してしまう。まじで!
数少ない友達だから仲良くしてほしいよー。えーんえーん。
件の東京タラレバ娘。
*1:アラサー女子のハートを抉ることにかけては定評有。笑
「グッド・ストライプス」を観たじょ!
1週間だけ、電気館で限定上映していたので観に行ってきたよ。
ごきげんよう。
みよコです。
自由奔放な文化系女子の緑と、優柔不断なおぼっちゃまの真生。二人の交際も4年が経ち、いわゆるマンネリカップルに。そんな中、緑の妊娠が発覚する!お互い、別れる事を考えていたというのに…。流れで結婚へと話を進めていくが、生まれも育ちもこだわりも全く違う二人は、一緒に住みはじめても揉めてばかり。それでも何とか結婚の準備を進めるうち、それまで知ることのなかった相手のルーツを辿っていくことになり― 。
できちゃった婚から始まる、二人の恋の話。
なれそめなんかはわかんなくて、始まったら既にまんねり。
登場するあれこれがいちいちリアルで、変に苛々したり、共感したり、な映画でした。
私がお年頃だからかもしれん!笑
彼氏の男友達が、感じ悪くてはたから見ると意識高い系でキモいんだけど、渦中にいる彼氏は気づいていなくて、なぜか彼女の自分が上からいろいろ言われたり…。笑
劇的なストーリーと言うのはなくて、本当にただただ二人を取り巻く日々の話。
だからこそ、二人の仲が次第に深まっていても「愛してる!」とか一言も言わないし、(っていうか普通のカップルでそんなことお互いで言ってんの?)離婚してからほとんどあってなかった実の親との距離感も微妙だったり、ネタバレになるけど浮気しちゃっても結局バレることなくなんとなく終わっちゃったり。
これは全くもって個人的意見なんだけど、ふらっと浮気すると、かえって今付き合ってる人ってすごくいい人なんだなー大事にしないといけないなー、っていうところに気づけたりするよね。(浮気しといて何言ってんだって話か)
逆も然りだけど。
あと主題歌がとてもいいんである。わたしは大好き。
オーストラリアに行ってきたじょ!
遠い昔のことのようですが、今年の夏、オーストラリアに行ってきました。
大人になった周りのひとびとは毎日きちんきちんと生きていてすごい。
という話。
ごきげんよう。
みよコです。
研修も残すところあと2か月。8月1日から最後の配置換えを終え、いよいよ新人ちゃんたちを現場に追いやる(語弊がある)のもあとわずかとなりました。
私はと言えば、同じグループの同期から「みよちゃんて、仕事以外ではまじクズだよね!」と言われるくらいだめだめ。(なんせ引っ越してから1回もコンロ使ってない)
最近なんかやたら彼氏の友人に紹介されたり、ようやっと勝ち取ったお盆休み(しかしお盆以外全部単休。鬼だ)には、実家に帰ってくる彼氏の姉とその旦那さんと彼氏の両親との食事に連れて行かれることがきまったりとなんだかどんどん外堀を埋められていっておりますが、同期から「みよちゃんその人と結婚するの?」と聞かれ「わたし全然貯金ないから無理だね」「みよちゃんまじクズ!私が男だったら絶対付き合いたくない!笑」と笑い飛ばされるくらいにはだめだめです。
そのくせ私の1年あとに入社した後輩は着々と結婚資金をためていて、それでもって自分で晩御飯も作っていて、毎日彼氏と電話してて、もうすごいな。無理。その女子力と言うか人間力にはわたくし到底追いつけません。
とりあえず、生活を改めるために「いつもありがとうございます」と言われるくらい通っていたモス通いをやめ、amazonでの大人買いを我慢して、週末の一人のみを控えています。
大人の女子ってすごいな、ほんと。
そういえばついこの間オーストラリアに行ってまいりましたので、また自分のために写真をいっぱいのせようと思います。ちゃお!
出来ないことを認めるのは苦しい。
ご無沙汰しておりました。
モテているわけでなく「私」という属性がウケているだけ。という話。
あっという間にGW(というか今はシフト制なので単なる四連休だったわけだけど)が終わってしまい、今まさに熊本に帰るバスに揺られて死んだような気持ちでおります。
ごきげんよう。
みよコです。
しばらくご無沙汰していましたが私は元気です。
魔女の宅急便みたいな書き出しですが、この1ヶ月ほど何をやっていたかというと、仕事ではとうとう新人が入社してきて、ばりばり研修していました。
たった1ヶ月ぽっちではあるのだけれど、やっぱり最初と比べると新人ちゃん達も雲泥の差で、着々と成長しているわけなんであります。
休みの日はおデートに精を出しておりました。
私も20代後半とお年頃なので、そろそろ公私の「私」も充実させようと思ってね。
ま!全然だめなんですけど!笑
オフで何度も会ってる友人には色々言ってたんだけど、それも一段落しました。
しゃっと付き合って後悔してだらだらと別れる、という毎度のサイクルのみよコ。
方向性が確定したら、また相談にのってください。笑
育成に関わって今回で2回目になるのだけれども、そうしてみると前回と全く違ってなんとなく先の動きも見えるようになってきて、とにかくしんどいままにがむしゃらにやっていた前回とはなんとなく違いを感じております。
これまで私はもっぱら新人のなかでも「亀ちゃん」と「兎ちゃん」がいたら「亀ちゃん」担当だったんだけど、今回は趣向をかえて「兎ちゃん」担当に配置替えされて、また違う手応え。
やっぱり何が一番違うって吸収が早い!
あと、自分が計画的に動けるようになったぶん効率よくタイミングにあわせたフィードバックが出来てきたなーという感じ!私も成長してる!だれも誉めてくれないから自分で誉めるよ!笑
というので、いよいよ勝負の5月なんですが、(5月の成績が前半の中でも大きな評価になるから)めげずにこつこつおデートも重ねつつ頑張って行きたいと思います。
つい最近、人生ではじめての合コンにもとうとう参加してきたけど、女子同士我が身と相手の男の人を振り返っての反省会の方が楽しくて、なんかたまにはこういうのもいいわいなと思ったよ。
合コンではまあ、これはモテてるんじゃないかと勘違いするくらいだったけど、みよコという属性(若い 低身長 顔立ち派手)というのがウケてるだけなのだろうな、という感じ。
そういう場に限らず、みよコは彼氏相手とかにも大体ぶりっ子する女子に嫌われるパターン(ただ会社の子にはむしろ「めっちゃギャップあるね!爆笑!」みたいな感じでうけよかったけど)のおなごなんだけど、
そういうタイプは知り合いがいる場でぶりっこすること割りきってないときついなー、と思った。
私は大体、彼氏と友人が鉢合わせると自分の方向性を見失ってバグってしまいます。笑
出くわしたら優しく見逃してね!てへ!
ではまた。
「SHAME」を観たじょ!
「愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている」
ニューヨークを舞台にセックス依存症の男の苦悩を描き、2011年・第68回ベネチア国際映画祭でマイケル・ファスベンダーが主演男優賞を受賞したドラマ。ニューヨークでエリートサラリーマンとして働くブランドンは、セックス依存症から抜け出せずにいた。そんなブランドンのもとに、恋愛依存症でリストカット癖のある妹シシーが転がり込んでくる。互いに相容れない2人はともに生活することでますます孤独を深めていき、事態は悪い方向へと転がっていく。妹シシー役でキャリー・マリガンが共演。監督はイギリスの新鋭スティーブ・マックイーン。
あんまりネタバレしたくないのでぼんやりとした感想。
ブランドンは性依存症。彼の部屋を訪れるのはセックスフレンドか売春婦だけ。
エリートだからこそ、ひたかくしにしていたにも関わらず日常の中でセックスにまつわることでどんどんプライドを傷つけられていく。彼はそんな自分を認められないでいる。
そこで大きな鍵となるのが妹シシー。彼女はバーで歌手として働いてて、「お兄ちゃん、一回私の歌聞きに来てよ」とかいってブランドンを呼ぶ。
その時の歌「ニューヨーク、ニューヨーク」を聞いてブランドンは涙を流す。
My little town blues この小さな町での 悲しい思いが
They are melting away とけて 消えてゆく
I gonna make a brand new start of it 私はもう一度 出直すの
In old New York 懐かしい ニューヨークで
If I can make it there もしこの街でやっていけるなら
I'll make it anywhere どこでだって 大丈夫
It's up to you New York, New York すべてあなた次第 ニューヨーク
その後のブランドンの話から、どうやら二人はアイルランドからの移民で、アメリカで生活するまでに苦労したらしいことは分かるけど、それだけ。
この映画の大きな特徴であり、話題になるのも、「実はこうなんですよ」と映画の中で答えを出してしまうんじゃなくて、観ている人々に多くのことが委ねられている、という所だと思う。
それを象徴しているのが「私たちは悪い人間じゃない。悪い所に居ただけ」というシシーの言葉や、ブランドンが見つめる白黒のアニメーションや、シシーのリストカットの跡とかとかとか。
出てくる人々、特に主人公のブランドンは寡黙で、一切の愛情を切り捨てて、人間関係と言えばセックスだけ、という姿を演技で表現しているのはすごい。いいラストシーンだった。
そして、青を基調とした映像が美しい。特にDVDのジャケットにも使われてるOPの映像とファスベンダーの肉体美。素晴らしい。
大変きまずくなると思われるので、間違っても彼氏と一緒に観てはいけません。笑
あと、まったく関係ないけど、ポスターのあおりに使われていたコピー。いいですね、とても。笑