「ヘイトフル・エイト」を観たじょ!
今まで付き合ってきた人のだれひとりとしてタランティーノ好きになってくれるひといなかったなー、というので今の彼氏も「バイオレンス過ぎる」と全然観てくれません。ちぇー。
ごきげんよう。
みよコです。
クエンティン・タランティーノ監督第8作品は
初の本格密室ミステリー
『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』などで映画愛に満ちたバイオレンス・アクションの世界を究め、アカデミー賞®、カンヌ国際映画祭パルム・ドールなど数々の栄冠を奪取してきたクエンティン・タランティーノ監督が初となる密室ミステリーを完成させた!舞台は山の上のロッジ、登場人物は、吹雪のロッジで足止めを食らい、一夜を共にすることになった人種も境遇もバラバラな、ワケありの7人の男と1人の女。そこで起きる密室殺人。一体誰が、なんの目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、また互いを探り合うため、他愛ない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性が明らかになり、偶然ある待ったかに見えた彼らの過去がつながり始めた。わかっていることは8人全員が嘘をついているということだけ!!犯人は? 動機は? 8人の本当の関係とは?出演はタランティーノ組きってのクセ者どもが揃い踏み。オープニングから気を緩めるな。すべての会話と視線、何気ない素振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の、かつてない謎解きに挑め!
というわけで観てきました。
なんせ、ネタバレしたら面白くないのでとりあえず観てきて!以上!笑
というわけで、タランティーノ映画お馴染みのサミュエルLジャクソンやら、カート・ラッセルやらティム・ロスやらマイケル・マドセンやらなんやらかんやら出てくる。
最近のタラ映画、私は「イングロリアス~」はそんなにツボらなかったけど、「デス・プルーフ」とか「ジャンゴ」とかが好きだったら、「ヘイトフル・エイト」も好きだと思う。
特にあの、「デス・プルーフ」のだらだらだらだら、くだらん女子同士の話をひたすら聞かされてるところに突如としてガツン!と襲うスプラッタ描写!緩急!たまらん!笑
BGMのセンスがドはまりしててやばい。
Grindhouse - Death Proof - Soundtrack - Track 1 - Chick Habit
過去記事。7年も前の感想なので、思いがあふれて映画観た人しか分からんようになってる。笑
「ヘイトフル・エイト」は時間にして三時間、上映前は途中でトイレ行きたくなったらどうしよう、そわそわしてドリンクも買わずに臨んだわけですが、結果から言えば、余計な心配だった。
3時間、うわなげえ、っていう感じはありません。
あ、ちょっとだれてきたかなーというところでがんがんスプラッタしていくので大丈夫(?)
「ジャンゴ」はアメリカでの黒人奴隷の話でしたが、今回も南北戦争後が舞台で、黒人差別が色濃く残る(特に南軍)ので、終始ニガニガニガニガ言っています。
「長編ミステリー」と広告で銘打ってはいるものの、謎解き部分はそんなにありません。
というかむしろミステリファンからしたら反則的な形で犯人が姿を現すのですが、そこもタランティーノらしいというか、やったったぞ、っていう感じが存分に出てますがそれはまたの話に。
個人的に好きだったのは序盤の、マイケル・マドセンがカウボーイとして登場するところ。
レイトショーで「ヘイトフルエイト」観てきた。マイケル・マドセン演じるカウボーイが「クリスマスをお袋と過ごすんだ」とか言う。
生きたまま人の耳切り落としそうな顔して嘘やん!という空気が左右のおっさんから充満する客席。笑
当日の私のツイート。
キャスティングからもう、「あー、これはなんかやるわ。こいつ絶対やばいわ」と思わせるところ。そして案の定その通りなところ。笑
Reservoir Dogs Opening Titles [Full HD]
ミスタ・ブロンドの活躍はレザボアを観るべし。