345 days

おふぃすれでぃーとして勤労に励んでいましたが、2018年8月に娘を出産。2019年9月、フルタイム復帰しばたばたと過ごしています。

「リード・マイ・リップス」を観たじょ!

学祭3日目が終了しました。 ごきげんよう。 みよコです。 明日がいよいよ最終日です。 がむばります。 (3行日記かよ)


学祭期間中は普段のサークルの日より全然早く帰れるんで、またしてもGEOに行ってDVDをレンタルしてきました。 旧作100円、あとちょっとで終わるよね!観たい映画まだいっぱいあるのにー… というわけで、セールが終わる前に、とせっせとレンタルしてきました。(笑) 今回は完全にジャケ買いならぬジャケ借りで、しかもえらいアタリ作だったので、ほくほく(笑) フランス映画の「リード・マイ・リップス」

リード・マイ・リップス [DVD] リード・マイ・リップス [DVD]
(2004/04/23)
エマニュエル・ドゥヴォスヴァンサン・カッセル

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 土地開発会社で働く35歳の独身女性カルラ。難聴の彼女は、書類整理や電話交換などの業務に就き、毎日せわしなく働いていた。また、社内でもプライベートでも常に孤独感を味わっているカルラ。そんな彼女はある日、ストレスが募り卒倒してしまう。これを機にアシスタントを雇うよう命じられたカルラは、年下の男性を募集した。そして採用されたのは、刑務所帰りで保護観察中のポール。粗野でワイルドなポールに、カルラは興味を抱き始める。こうして、アシスタントとはいえ、男と一緒の時間が増えたことで、カルラの心の中にも小さな変化が生じていく…。(Yahoo!映画「リード・マイ・リップス」あらすじ より)

これ!↑このジャケットの画像を見て! こりゃあもう観たくもなるってもんでしょう。笑

 

以下、感想。

まずカルラを演じるエマニュエル・ドゥブスがいい。 美人じゃないけど。 「セクレタリー」マギー・ギレンホールみたいなかわいさ? とにかく魅力的です。あと、声がきれい(笑)

「議論をするならドイツ語、喧嘩をするならイタリア語、愛を囁くならフランス語」と言われるだけあって、やっぱりこれが英語とかだったらまた違うんだろね。と思いました。

ちなみに、なんかのレビューで「吹替え版は声がめっちゃ微妙」と書いてあったような気がするので、 断然字幕をおススメします。まったく映画の中身とは関係ないけど(笑)

カルラは難聴で読唇術が使えるという設定で、やっぱり本人もそのことにすごくコンプレックスを持ってはいるんだけど、それだけで終わらないのがこの映画の面白かったところ。 見栄を張ったり、許されないことをしてしまったり、相手に利用されたり逆に利用したり、そういう強かさがいいです。 お次はヴァンサン・カッセル。 この人もやっぱり、どっちかっていうとイケメンじゃありません。 まあ、ジャケットの画像は↑思わずレンタルしてしまうほどめっちゃかっこいいけど、それはこの角度から見るとかっこいいだけで、実を言うと映画の中ではそうでもない(笑)

この人演じるポールって奴、これがもう完全に「ダメ男」です。

加重窃盗でブタ箱にぶちこまれたポールがようやっと出所して、カルラの助手の職に応募するんだけど、 コピーもできない、書類も作れない、ファックスも送れない。 それなのにバレバレの嘘をついて、結局、彼女に雇ってもらう(笑)

もう観ながらね、他人事では無かったよ。 私は下手したら第二のカルラになるよ。 と、思って警戒しながら観ていたけども、やっぱりだめで結局みよコは好きですね、ポール(笑)

ポールの何がいいかってどことなく漂う卑猥さと色気。これにつきる(最低だ) 俳優のアクの強さというか、個性が生きてます。 こってこてのラブストーリーかと思いきや、話はサスペンスな方向に転がっていきます。 だが、それがよい!

是非観てみて! 特に、オフの知り合いはなんでみよコが気に入ったのか「あ、なるほど」と納得するような気がする。ダメ男映画。それに尽きます。