村上さんから借りた「ジャッキー・ブラウン」を観たじょ!
お借りしていたパルプフィクション、特典映像で計4枚組のコレクターズボックス。 先月「ジャッキー・ブラウン」をようやく観ました。 ごきげんよう。 みよコです。
ジャッキー・ブラウン [DVD] (2012/02/08) パム・グリア、サミュエル・L・ジャクソン 他 商品詳細を見る |
70年代テイストを前面に押し出した、クセ者スター勢揃いのクライム・サスペンス。黒人スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。だが、ひょんなことから逮捕され、捜査官レイに密売人オデールの逮捕に協力するよう強要される。オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは、関係者をあざむき、お互いに潰し合わせようとする。
==== メキシコのケチな航空会社に勤めるCA役パム・グリア。
彼女のための映画です。笑
タランティーノが元々彼女のファンだったとかそういう前情報がなくても、もう映像から滲み出る彼女への愛。笑
多分、日本ではタランティーノ作品の中でも、興行的・人気的にもぱっとしないのかもしれない。
音楽(OPとEDがめちゃくちゃいい)、会話のリズムは本当にタランティーノ作品そのもので、特にサミュエルLジャクソンの英語のテンポは聞いてると、自分もこんだけ喋れるんじゃないか、って勘違いするくらいの相変わらず気持ちのいい無駄話っぷりで、やはり華がある。
パム・グリアは失礼かもしれないけど、もう「美人」って感じじゃないのね、そこがいい。笑
風呂上がりの髪の毛はバサバサだし、おばさん。
でもなんともいえない魅力がある。
デ・ニーロは、どんくさい人ってこういう動きするよなー、っていうのがほんとにそのまま演技になったような感じで、若干ネタバレになるので書かないけども、クライマックスでの彼の役回りもうまいなあ、というか、いいなあ、と思った。 パルプみたいな派手さはないけど、タランティーノほんとにこれ撮りたかったんだろな、という印象。 ロバート・フォスターとパム・グリアが出会うシーン、ラストのシーンがすごく好きだった。
めずらしくしっとりめ(?)なタランティーノ作品。